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歯列矯正治療中のMRI・CT検査は大丈夫?矯正装置の影響と注意点|矯正歯科 imamura

ブログ

2026.09.30

歯列矯正治療中のMRI・CT検査は大丈夫?矯正装置の影響と注意点

「歯列矯正中にMRI検査を受けることになったけれど、矯正装置は大丈夫?」
「CT検査を受ける場合、矯正装置を外す必要はある?」

矯正治療中にMRIやCT検査を受けることになり、このような疑問や不安を感じる方は少なくありません。

結論からいうと、治療中でもMRI検査やCT検査を受けられるケースは多くあります。

ただし、矯正装置の種類や材質、検査する部位などによって、検査への影響や必要な対応が異なる場合があります。

今回は、矯正歯科 imamura 院長・今村暢良が、歯列矯正治療中のMRI・CT検査について、患者さんに知っておいていただきたいポイントを分かりやすく解説します。

この記事で分かること

  • 歯列矯正治療中でもMRI・CT検査を受けられるのか
  • 金属製の矯正装置がMRIに与える影響
  • 矯正装置がCT画像に与える影響
  • ワイヤー矯正とマウスピース矯正の違い
  • MRI・CT検査を受けるときの注意点
  • 治療中に検査が必要になった場合の対応

MRI検査とは?

MRI(磁気共鳴画像)検査は、強い磁場と電波を利用して、身体の内部を詳しく画像化する検査です。

脳や脊椎、関節、筋肉など、さまざまな部位の検査に利用されています。

MRIはX線を使用しない検査ですが、強い磁場を利用するため、検査前には金属類や医療機器などについて確認が行われます。

そのため、歯列矯正治療中の方は、矯正装置を装着していることを検査担当者に伝えることが大切です。

矯正装置をつけたままMRI検査を受けられる?

「矯正装置には金属が使われているから、MRI検査は受けられないのでは?」と心配される方もいるかもしれません。

しかし、金属製の矯正装置を装着していることだけを理由に、MRI検査が一律に受けられないわけではありません。

矯正装置の種類や材質、MRI装置の種類、検査する部位などによって判断が異なります。

また、MRIでは矯正装置の安全性だけではなく、金属によって検査画像に乱れが生じる可能性にも注意が必要です。

この画像の乱れは「アーチファクト」と呼ばれます。

特に注意したいのは頭部・顔面・顎周辺のMRI

例えば、腰や膝など、口元から離れた部位をMRIで検査する場合、矯正装置による画像への影響は比較的小さいといえます。

一方、脳・顔面・顎など、矯正装置に近い部位を撮影する場合には、アーチファクトによって画像が見えにくくなる可能性があります。

そのため、

「矯正装置があるからMRIができない」

と考えるのではなく、

「どの部位をMRIで検査するのか」

という点も重要になります。

CT検査は矯正中でも受けられる?

CT検査は、X線を利用して身体の断面画像を撮影する検査です。

歯科領域では、歯や顎の骨、埋伏歯などの状態を詳しく確認するために、歯科用CT(CBCT)が使用されることもあります。当院でも診断のための詳細検査ではそのメニューになっています。

治療中でもCT検査を受けることは可能ですが、金属製のブラケットやワイヤーなどがある場合には、CT画像にアーチファクトと言って読影に悪影響が生じる画像が出ることがあります。

特に歯や顎の骨など、矯正装置に近い部分を撮影する場合には、画像への影響が大きいといえます。

そのため、CT検査を受ける際にも、矯正装置を装着していることを検査担当者に伝えるようにしましょう。

ワイヤー矯正とマウスピース矯正では違いがある?

矯正装置にはさまざまな種類があり、MRIやCT検査への影響も装置によって異なります。

ワイヤー矯正の場合

ワイヤー矯正では、歯の表面にブラケットを装着し、ワイヤーを使用して歯を動かします。

金属製のブラケットやワイヤーを使用している場合、MRIやCTの画像に影響する可能性があります。

ただし、金属製の矯正装置があるからといって、必ず装置を取り外す必要があるわけではありません。

検査する部位や検査方法などを踏まえて、検査を担当する医療機関が判断します。

固定式の矯正装置は患者さん自身で取り外すことができないため、検査のために取り外す必要がある場合には、事前に担当の矯正歯科へご相談ください。

マウスピース型矯正の場合

マウスピース型矯正は、透明なマウスピースを装着して歯を動かす矯正方法です。

マウスピースは患者さん自身で着脱できるため、MRIやCT検査の際には、検査スタッフの指示に従って外すことが一般的です。

検査終了後は、検査スタッフの指示に従って再び装着します。

MRI・CT検査のために矯正装置を外す必要はある?

「検査を受けるために、矯正装置を外さなければいけないの?」という疑問を持つ方も多いと思います。

しかし、矯正装置を外す必要があるかどうかは、装置の種類・材質・検査する部位・検査方法などによって異なります。

特に固定式のワイヤー矯正装置は、患者さん自身で取り外すことができません。

検査のために装置を外す必要があると判断された場合には、矯正歯科での対応が必要になることがあります。

自己判断でブラケットやワイヤーを外そうとすることは避けてください。

矯正治療の進行や歯の移動に影響する可能性があります。

矯正治療中にMRI・CT検査を受けることになったら

実際に当院にご通院中の患者様へお伝えした内容をご紹介いたします。

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◯福 ◯子 さま

上記お問い合わせありがとうございます。MRI検査とお口の中の金属装置について‥ですね?

CT

アーティファクトと言って装置が患部に写り込み読影ができないことがあります。読影範囲が頭(頭以外でも甲状腺などの首回り)であれば装置による不具合は気にしなくて良いと思います。

MRI

基本的には問題ありません。検査部位はどこでしょう? 甲状腺や咽頭部、および口腔内など部位によってはアーティファクトと言って装置が患部に写り込み読影ができないことがあります。また装置は磁性体ではありませんので磁場内で発熱はないと言われています。しかし技師さんによっては上記アーティファクトや発熱の心配があるからと “通り一遍に金属はダメ”という方がいらっしゃいます。簡単にははずせない事と上記の件をご参考にされ担当医の先生とお打ち合わせ下さい。

ご参考になれば幸いです。

以上よろしくお願いいたします。

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矯正治療中にMRIやCT検査が必要になった場合は、次の点を確認しておくと安心です。

  • 検査を予約する際に「歯列矯正治療中」であることを伝える
  • 金属製のブラケットやワイヤーを使用している場合は、そのことを伝える
  • どの部位を検査するのか確認し、矯正歯科に相談する
  • 自己判断で矯正装置を取り外さない

特にMRI検査では、検査前の安全確認が重要です。

「歯の矯正だから、わざわざ伝えなくても大丈夫」と考えず、矯正装置を装着していることを必ず検査担当者に伝えましょう。

まとめ|歯列矯正治療中でもMRI・CT検査を受けられるケースは多くあります

歯列矯正治療中でも、MRIやCT検査を受けられるケースは多くあります。

ただし、金属製の矯正装置はMRIやCTの画像に影響を与える場合があります。

大切なのは、

「矯正装置がある=MRIやCTを受けられない」

と考えるのではなく、矯正装置の種類や検査する部位を含めて、検査を担当する医療機関に確認することです。

歯列矯正治療中にMRI・CT検査を受けることになった場合は、まず検査担当者に矯正装置を装着していることを伝え、必要に応じて矯正歯科にもご相談ください。

矯正歯科 imamuraでは、患者さまが安心して治療を続けられるよう、一人ひとりのお悩みや疑問に丁寧に対応しています。


矯正歯科 imamura  

     院長:今村暢良


歯並びや噛み合わせ、歯列矯正治療について気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。


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